概要
PET-CT検診のご案内
「がん」を克服するには、早期発見と早期治療が大切です。
水上村商工会では会員の皆さまの福利厚生サービスの一環として、日本赤十字社熊本健康管理センターと提携し、PET=CT(ポジトロン断層・コンピューター断層複合撮影)による最先端がん検診をご案内いたします。
PET(ペット)検査とは?
(Positron Emission Tomography ; 陽電子放出断層撮影)
がんの早期発見に役立つとして、PET検査への関心が高まっています。活動の活発ながん細胞は、正常な細胞に比べて8~10倍のブドウ糖を細胞内に取り込む性質を持っています。
つまり「がん」のあるところには他の臓器より多くのブドウ糖が集まるわけです。PET検査は、ブドウ糖の一部に標識(ポジトロン核種)をつけた薬剤F-FDG(フロオロデオキシグルコース)を注射して全身に取り込ませ、それを特殊なカメラ(PET装置)で撮影することにより、薬剤が異常に多く集積した場所を突き止めるものです。
こうして、がんの位置と大きさ、進行度合いなどを調べます。
PET-CT検診のコースと料金
コース名
PET-CT検診基本コース
内容
●PET-CT検査
●胸部CT検査
●腹部超音波検査
●血液検査
空腹時血糖/ペプシノゲン/ヘリコバクター・ピロリ/
腫瘍マーカー(CEA/CA19-9/エスタラーゼ1{男性}PSA・{女性}CA125)
一般料金
110,000円
会員特別料金
94,500円
PET検査の特徴
●よく見えるがん
特徴:1cm以上の塊がありブドウ糖をよく取り込むもの
頭頚部がん・乳がん・甲状腺がん・肺がん(扁平上皮がん・小細胞がん・大細胞がん・低~中分化腺がん)
食道がん・大腸がん・胆のうがん・胆道がん・膵臓がん・子宮がん・卵巣がん・悪性リンパ腫・悪性黒色腫
▲見えにくいがん
特徴:薄く広がり、塊を作らないもの
肺がんの一部(高分化腺がん・肺胞上皮がん)
ブドウ糖の取り込みが低いためPET検査では、見えにくいがんとされていますが、当センター(日赤熊本健康管理センター)では胸部CT検診も同時に行いますので発見が可能です。
肝臓がんの一部(高分化型細胞がん)
腎臓がん・前立腺がん
PETでは見えにくいですが、当センター(日赤 熊本健康管理センター)では腹部超音波検査も同時に行いますので発見が可能です。
見えないがん
5mm以下の小さながん
膀胱がん
表在がん(食道・胃・大腸・子宮頸部など)
PET検査と他の検査(人間ドック)を組み合わせることで、PET検査の弱点を補うことが出来ます。
問い合わせについては水上村商工会までご連絡ください。 TEL:0966-44-0073 / FAX: 0966-44-0090